第47回いわき市民美術展覧会書の部オープンしました
昨日、第47回いわき市民美術展覧会書の部がオープンしました。
審査は、書家の遠藤昌弘氏にしていただきました。
三賞受賞者の方の作品と審査員の講評を紹介します。
市長賞:樋田静流「大盂鼎之一節」
審査員講評:「市長賞は金文の臨書である。2 尺7 尺縦の紙面に、金文の鍛えられた運筆と文字の配置の紙面構成は見事で、今回の最高賞とした。」
議長賞:阿部嶋泉「島崎藤村の詩」
審査員講評:「議長賞は漢字かな交じり作品である。2 尺7 尺縦の紙面に、運筆がよく慣れて停滞がなく、紙の白がうつくしい。惜しくも第2席となったが次作に期待したい。」
教育長賞:臺 麗子「鶯」
審査員講評:「教育長賞は仮名の創作作品である。2 尺7 尺横の料紙に、よく筆が動き回
転が効いている。後半の運筆を控えめにすると余韻が残ると思う。」
書の部は2月18日(日)までです。休館日は13日(火)です。
みなさまのご来館をお待ちしております。