いわきが「笙に酔った日」

若手ながら、国内外で気鋭の演奏家、作曲家として活躍している真鍋尚之さんをお招きし、コンサート＆パフォーマンス「美しき日本の音色―笙に酔う」を開催しました。

美術館のいろいろな場所を移動しながら、古典曲、現代曲、自作の曲などを１時間にわたり演奏いただきました。
笙独特の呼吸法のことや、なぜ、演奏中に何度も楽器の乾燥が必要かなどのお話をうかがったり、楽器の構造を見せていただいたり…

アンコールでは、伊藤公象の《起土》の前に移動し、梅雨空を忘れさせる、美しくも心のどこかをキュッと掴まれるような切ない音色に、100名を超える参加者のみなさんが、大きな拍手をおくりました。
真鍋尚之さん…すてきな演奏をありがとうございました。
コンサートに参加されたみなさん…すてきな出会いの時間をありがとうございました。