いわき市立美術館 Iwaki City Art Museum

1984年、福島県いわき市の街中に開館。戦後の現代美術を主な収蔵品として、コンパクトながらパワフルな活動を展開しています。日ごろのあれこれを発信中!

2012-11-01から1ヶ月間の記事一覧

実技講座「モデリング〜クロチェッティから学ぶ〜」

11月24日、25日、12月1日、2日の4日間にわたって、実技講座「モデリング〜クロチェティから学ぶ〜」が開かれています。モデルさんを前にして粘土で実物大の頭像を作っています。講師は武蔵野美術大学で彫刻を教えている郄野正晃先生。美大の演習さながらの…

ゆったりとした展示室

[11月も間もなく終わり、いよいよクリスマス・シーズンに突入ですね。 ケーキやプレゼント、パーティの計画も楽しいけれど、静かで落ち着いた空間で、 聖書の話やクリスマスの由来について、思いを巡らすのはいかがでしょう? キリスト受難の道行きや7つ…

ギャラリートーク

「クロチェッティ展」担当学芸員による作家や作品についての解説会を開催しました。 実物を前に、集まった方々の雰囲気に合わせ、ざっくばらんに進められ、通常1時間程度で終了します。参加者の反応が良く担当の気分が乗ってくると若干伸びる場合もあります…

ふくみみ(NHK福島放送局)に出ます(^^)

ただ今、NHK福島放送局の番組取材で佐藤成美ディレクターが来館中。 「クロチェッティ展」会場を取材しています。 この様子は、11月29日(木)午前11時45分から NHK番組「ふくみみ」で放送される予定です。 ぜひ、TVでも「クロチェッティ展」会場をお楽しみ…

色彩アート・セラピーの講座はいかが?

4月から6月まで開催した「みんなで元気になるアートのひろば」をお楽しみいただいた方、「そんな企画知らなかったよ!」という方にも、追加ワークショップ開催のお知らせです。 開催中、一番人気の高かった「色彩心理学入門」講座。その講師をお願いしたア…

美術館でコンサート

約30年前の開館以来、いわき市立美術館では、コンサートやさまざまなアート・パフォーマンスを紹介しています。最近では、近くにアリオスも開館し、充実した舞台芸術や音楽会を鑑賞する機会も増えました。 なぜ美術館でわざわざコンサートなのか?と怪訝に思…

常設展も楽しんでもらいたい!

企画展は見るけれど、常設展示室には入らないなあ…という人も多いはず。 「現代美術でしょ。つまらなそう…」 まあまあ、そう言わず。せっかく企画展のチケットをお持ちならば、それで常設展も見れるんですよ! 今の常設展は、こんな感じ。 意味はともかく、…

上村清雄先生の講演会で、質問をしてみました。

問)クロチェッティ彫刻の表面にたくさんついている四角いもの(パッチ)は何ですか?[ 答)ろう型ブロンズ鋳造時にできる湯道をふさいだ跡とは別に、彫刻の表面に変化をつける(マチエール)ための装飾だと考えられます。彼は、ローマの美術修復研究所で働…

お話上手で、楽しい講演会でした!

千葉大学教授の上村清雄(うえむらきよお)さんをお招きした講演会「ヴェナンツォ・クロチェッティと20世紀イタリア芸術」が開催されました。お昼前から待っていた熱心な方も含め20名以上の参加者が熱心に耳を傾けました。 上村氏は、学芸員時代、クロチ…

専門家の話を聞いて、もっと展覧会を楽しみませんか

「彫刻って見方がわからないんだよなあ…」という方、「クロチェッティってどんな人?」 「なぜ、こんな作品を作るの?」「誰が注文するの?」などなど。 どんな素朴な疑問にも、彫刻や美術史の専門家が、何らかのヒントを出せるはず。 講演会や学芸員による…

「サン・ピエトロ大聖堂門扉のひな型」の受贈式

昨日、ヴェナンツォ・クロチェッティ財団カルラ・オルトラーニ理事長らをお迎えして、クロチェッティ展の内覧会、および「サン・ピエトロ大聖堂門扉のひな型(最終案)」の受贈式が行われました。クロチェッティ財団から、芸術面からの被災地支援ということ…

ヴェナンツォ・クロチェッティを知ってますか?

クロチェッティ展のブログを始めました。よろしくお付き合いください。 イタリアの彫刻家、クロチェッティの展覧会が3日(土)から始まります。 クロチェッティは、幼くして両親を亡くし、貧困の中、独学で彫刻家の道を志しひた走った作家で、後に、ヴァチ…