2016年の新春は、打楽器の楽しい演奏でお祝いです。
いわき市立美術館が毎年、成人の日に開催する「春を祝うコンサート/パフォーマンス」
新成人もかつての成人も、また、未来の成人も一緒になって春の門出を祝福できるような楽しい催しを開催してきました。
今年は、いわき市出身の打楽器奏者、小野周二さんとその演奏仲間である小菅しほりさん、向田早希さんの3人による「目で観る打楽器の音楽」を開催しました。
打楽器と一口にいってもさまざまで、太鼓や木魚、シンバル、マリンバなど普段見慣れた
楽器から、見たこともないような民族楽器やこんなものが楽器になるのか…というようなものまで、会場に並んだ楽器の数々を見るだけでもとても興味がわきます。
一人一人の演奏家の技術も素晴らしいのですが、3人の演奏家が1台のマリンバを連弾する作品は、聞こえてくる演奏はもちろん、目の前で繰り広げられる緊張感のあるパフォーマンスが、とても素晴らしく目が離せない1曲でした。
会場に集まったのべ100人のみなさん、通常は美術作品が主役の常設展示室の床に座り込んで聴く演奏会はいかがでしたか?
来年の成人式にも、また、みなさんと楽しく春をお祝いするコンサート/パフォーマンスを計画します。どうぞお楽しみに!