いわき市立美術館 Iwaki City Art Museum

1984年、福島県いわき市の街中に開館。戦後の現代美術を主な収蔵品として、コンパクトながらパワフルな活動を展開しています。日ごろのあれこれを発信中!

いわき市内の児童・生徒のみんなさん!土日は入館無料ですよ‼

夏休みも残りわずかとなり、宿題に追われている小中学生のみなさん、親御さんもおいでかとは思いますが、そんな折も折! 美術館で自由研究の課題を済ませようと思っているみなさんに朗報です。

いわき市内の小学生、中学生、高校生、専修学校生(高等部のみ)、高専生は、毎週土曜、日曜は入館無料なんです!
ご存じでしたか?


「来年から小学生だから入館料かかるのね?」とご心配されている幼稚園、保育園児の親御さん! 
卒園後も安心して美術館を無料でご利用いただけるんですよ。
ぜひ、おじいちゃん、おばあちゃん、ママ友さんたちにも教えてあげてください。





親子そろって楽しめる「魔法の美術館」も9月3日まで開催中。今日・明日の土日、さらに、8月26日、27日の土日、9月2日、3日の土日…いわき市内の児童・生徒のみなさん。入場無料にてお待ちしています。

明日8月18日(金)は、夜8時まで開館しています。

「魔法の美術館」は、連日、家族連れの来館者でにぎわっています。
子供たちが大喜びではしゃぎまわる様子も、ちょっと美術館離れした”異空間”状態(笑)

少しゆっくり見てまわりたいなあ〜っという方には、金曜日の夜間開館(夜8時まで開館中)の時間帯をお薦めします。


特に、小松宏誠さんの《Lifelog_シャンデリア》のある空間は、心を無にしてボーッと時間を忘れて佇みたくなる空間です。作品を仰ぎながら口が思わずポカーンと開いてしまうのは筆者だけかなあ…。

魔法の美術館はみんなのパラダイス!

魔法の美術館と化したいわき市立美術館は、連日、ご家族連れで大賑わいしています。
魔法の美術館の会場に限っては、写真撮影OKなので、不思議で面白い記念写真や動画がたくさん残せます。


これは、田中陽さんの作品《.hito》
イスに座るとキュビスム的なアート表現に変換された自分の姿が壁いっぱいに映し出され、少しの動きで自分自身が驚きの変化を見せます。


これは、的場やすし/山野真吾/徳井太郎さんたちの作品《SplashDisplay》
敷き詰められた白いビーズの上を動き回る光の的めがけて玉を投げてみましょう。命中すると色鮮やかなビーズが噴水のように舞い上がりとても幻想的!


歩く人の動きに合わせて様々な色や形の光があふれだす、坪倉輝明さんの《七色小道》




藤本直明さんの作品《Immersive Shadow》
壁一面に現れた自分の影で色とりどりのボールをはじいたい、飛ばしたり、蹴ったり…。
思わず、手で足で、お尻でだってポーン!ポーン!

このほかにも、感動系、癒し系、体感系なアートの数々が皆さんを不思議な世界に導きます。
ぜひ、一度ご体験ください。


そうそう、いわき市内の小中学生のみなさん。このチケットを学校から配られませんでしたか?
これは、いわき市内の小中学生のみなさんだけにお配りした「魔法の美術館への特別招待券」です。
夏休みの思い出の1ページに、美術館のアート体験を加えてみませんか?
お待ちしています。

参加者募集! 実技講座「風植物の庭研究所」

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「魔法の美術館」出品作家 小松宏誠(こまつこうせい)先生と一緒に、鳥の羽根や紙、針金を使って「風植物」を作ります。「風植物」とは、飛ばすと、ヒラヒラと舞い降り、ふわり着地する作品です。
 「風植物」をたくさん作って、美術館のロビーに飛ばし、「風植物の庭」に飾りましょう。

【日時・コース】
8月1日(火)10:00〜15:00  Aコース
8月 2日(水)10:00〜15:00  Bコース
     ※制作内容は両コース同じ。
【講 師】 小松 宏誠(こまつこうせい) 魔法の美術館 出品作家
【会 場】 いわき市立美術館 1Fロビー 
【定 員】 10名    
【対 象】 小学生以上   
【参加費】 無料
【応募方法】事前申込制(先着順)、電話で応募。定員になり次第締め切り。

 ※お昼をはさみますので、昼食は持参するか、飲食店等でとることもできます。
 ※子供だけの参加もできます。その場合は、昼食と水筒を持たせてください。

夏休みの自由研究に!夏休みの楽しい思い出に!
美術館でアーティストと一緒に作品を作ろう!

公開制作・実技講座「フタバシンブンガムテリュウ」

公開制作・実技講座「フタバシンブンガムテリュウ」が、3/25(土)、26(日)に開催されました。
講師は、新聞紙とガムテープで大きな作品を発表し注目されている関口光太郎(せきぐちこうたろう)先生です。

25日(土)は、小学生1日コースです。参加者は、元気な小学生13人。

美術館1階ロビーには、新聞紙の海が広がっています。

そこから、関口先生が登場!!みんな声も出ないほどビックリ!

ここから、関口先生と一緒に新聞紙の海の中で「かくれんぼ」や「新聞紙を高くしよう対決ゲーム」をして、関口先生やガムテープ、新聞紙と大の仲良しになりました。

次は、「フタバシンブンガムテリュウ」のデザインです。首長竜の骨格をもとにカッコいい色と形のデザインをしています。

そして、午後はいよいよ「フタバシンブンガムテリュウ」の制作です。

新聞紙をグチャグチャにしてガムテープで骨組みにグルグル巻きにしていきます。

形がだんだん見えてきました。

カラーガムテープで思い思いに色をつけていきます。

あっという間に完成。最後はみんなで記念写真。
その後は、「フタバシンブンガムテリュウ」の周りに飾りたいものを作りました。卵、チビガムテリュウなどが飾られています。

26日(日)は自由参加コース。「フタバシンブンガムテリュウ」のまわりに飾りたいものを思い思いに作り飾りました。

作った「フタバシンブンガムテリュウ」は4/9(日)まで、美術館ロビー1階で展示しています。
ぜひ、ご覧下さい。

主催:いわき市立美術館
協力:日東電工株式会社

市美展陶芸の部、写真の部 三賞作品

昨日、陶芸の部と写真の部の審査が行われました。

審査員は、陶芸の部が橋本昌彦氏(陶芸家)、写真の部が中村征夫氏(写真家)です。

審査結果については次のページをご覧ください。

http://www.city.iwaki.lg.jp/www/contents/1458208016482/files/46tougeisyasinnjusyousyaitirann.pdf

トップの三賞を紹介します。

展覧会は明日から3月19日(日)までです。みなさんのご来館をお待ちしております。


市長賞 樋田和代「釉裏紅掻落文大鉢」


議長賞 新井節子「御影焼締め花入」


教育長賞 蕪木良子「万葉の黒船」


市長賞 小野貞夫「波濤暮色」


議長賞 増井やよい「佳穂10才」


教育長賞 上原久子「ポニーの詩」

絵画・彫塑の部オープン

本日から、第46回いわき市民美術展覧会 絵画・彫塑の部がオープンしています。

今回は、一般応募が191点(うち青少年が25点)で、すべての作品が展示されています。招待出品等の13点を合わせると、204点の作品を見ることができます。

審査は版画家の河内成幸氏にしていただきましたが、三賞を紹介します。


市長賞 鈴木儀一「CORROSION '17-1」


議長賞 平子貞男「想」


教育長賞 佐藤沙月「秋霜の中」

展覧会は3月5日(日)(月曜日は休館)までです。

みなさまのご来館をお待ちしております。